KHONGOR EXPEDITION: モンゴルのツアーオペレーター

モンゴルでゴビ砂漠を100%楽しむためにはツアーに参加することが最善の策だろう。というもの、ゴビ砂漠は首都から500km以上も離れているし、砂漠内でのルートは複雑怪奇で迷いやす。更にはデコボコすぎる道を行かねばならないし、土地により全く異なった表情を持つ砂漠をピンポイントに回るにはやはりガイドが必要だからである。

2017年5月、私ははゴビ砂漠へと向かった。私のツアーをアレンジしてくれたのは老舗オペレーターの”Khongor Expedition”だ。彼らは首都ウランバートルに数多くあるオペレーターの中でも有名だし、信頼もおけるし、何よりも土地を良く知ったドライバーやガイドを抱えている。彼らのおかげで、その雄大なる自然を心行くまで満喫することができたし、大地の民とも触れ合うことができた。そんな”Khongor Expedition”を紹介しよう。

このオペレーターはウランバートルのランドマークでもあるノミン・デパートからすぐのところに位置している。つまり町の中心地であり、アクセスも際立ってよい。

行き方は至って簡単。デパートを背中に右に1ブロックいくと、角のビルの2階当たりに看板が見える。その道を右に曲がり、次の交差点を左に曲がり1つ目の扉を入ることになる。扉はオートロックなので、インターホンを押し扉を開けてもらうことになる。なお、2017年時点では「5B」が呼び出しのための番号である。そしてこの建物の2階が目的の場所となる。

個人的な意見としてはサービスの質は申し分がない。スタッフ(ドライバーやガイドを含めた)は皆親切だし、とてもフレンドリーである。バックパッカーが多く利用することを考えると、よりラクジュアリーな旅を求める方は、ここで相談し個別でアレンジしてもらうか、たとえば高級ホテルで相談したほうが良いかもしれない。いずれにせよ私は大満足の経験を得られた。なお、ツアー代金は固定で、同一ツアーに参加するメンバーの人数でその金額は決定される。

私は合計4名でのゴビツアー(5泊6日)に参加した。参加者が4人のアジア人ということもあろうが、ワゴンにはゆとりがあり、旅は快適だった。ツアー代金はオールインクルーシブ(込み込み)で、個人的な飲み物やお菓子、お土産はこの金額に含まれていない。なお、毎日1度町に寄るが、それ以外は買い物ができないと考えてよい。だから、ビールを飲んだりお菓子を食べる習慣のある人は、必ず町で買っておくようにしよう。また、どのトイレにもトイレットペーパーは設置されていないから、自分で用意する必要がある。なお、飲料水は提供されるのでご安心を。話がそれてしまったが、私のツアー代金は1日71米ドルだった(ローシーズン)。ガイドは英語をきれいに話すし、ドライバーもばっちり英語が話せた。

彼との旅は本当に楽しく忘れがたいものとなった。友人がモンゴルを訪れる際には、このオペレーターを紹介しようと思ったし、TripAdvisorなどを見ても、彼らの評価の高さがうかがえる。

 

私はゴビへのツアーに参加したが、もちろん彼らはモンゴル全土にわたるツアーを提供している。ウランバートル郊外のKhustai National Park(ホスタイ国立公園)やTerelj National Park(テレルジ国立公園)への日帰り旅行や、ロシア国境近くにある湖へのツアーなど、数多くそろえている。

 

 

   Khongor Expedition

ADDRESS:Chingeltei district, 3rd khoroo, Peace avenue, 50 Myangat, Building – 15, Door – 5 
TEL:  +976-99252599, +976-99199233
HP:   http://www.khongor-expedition.com
EMAIL:khongorexpedition@gmail.com.

より多くの情報が必要な方は Khongor Expedition や TripAdvisorをご覧ください。
私のゴビ砂漠での旅日記や旅程は別ページをご覧ください。

なお、彼らはゲストハウスも運営していますがバックパッカーなどは”Khongor” ですべてが完結してしまうかもしれませんね。

 

 Tips

私が本オペレーターを利用したのがローシーズンだったこともあるかもしれないが、ツアー参加者で且つ彼らの宿を利用したゲストには、空港までのフリーシャトルを提供してくれた。

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